村上春樹のストイックな一面

大人気作家の村上春樹

村上春樹と言えば、国際的に知名度が高いので毎年ノーベル賞の候補として騒がれる作家です。

アメリカ文学の翻訳者としても有名になりました。

レイモンド・チャンドラーのサスペンス、ハードボイルドの翻訳などの作品は素晴らしい翻訳といえます。

ある意味象徴するのが翻訳の分野かもしれません。

大衆文学としてスラム街の天使のように書いている作風は作品にも共通するものがあります。

村上春樹の翻訳は、自由度が高いのでその分小説としても、読み応えがあるので愛好家は多いといえます。

私も、チャンドラーの作品などは、ひとつの作品として好きな作家として読むことができました。

小説は、各国で翻訳され世に出されています。

新作の「騎士団長殺し」はすでに韓国語、中国語の翻訳本が発売されていることは周知の事実です。

すでに出版された作品は、世界中のどの国に行っても知られていますし、各国語に翻訳されています。

そんな村上春樹の英語習得方法は、かなりストイックなことで知られています。

英語を読めるようになるためには英語を読むしかない。

わからなくても最後まで読みとおすと言うこだわりが見られます。

世界を見据える村上春樹

ただひたすら、求道者のように読み込んで、それを文章にしていくというストイックな姿のあらわれです。

フルマラソンによく挑戦するのはそういったストイックさが高じたものといえるのではないでしょうか。

心地よさが売り物の作風の背景に彼なりのこだわりが感じられるのは、こういった自分を追い詰める求道者の一面がみられるからかもしれません。

引用:村上豊彦

そんな文体がたまらなく好きな世代も高齢化していきます。

バブル最盛期の当時を懐かしみながら、作品を読んでいるのが現在の姿です。

世界各国で好まれている文体が、理解できるのが限られた年代になりつつあるのがさびしいことです。

村上春樹の文体が、若かりし頃の若者を駆り立てた姿のまま、人々の心を打つ存在であることを願うのがファンの気持ちにちがいありません。

最近の作風には、進化が見られ未来を見据えていることがわかります。

昔を懐かしむのでなく独自の世界を極めようとしている姿があります。

これからも新作を出し続けてほしいと思っています。

彼にとって目が向いているのは世界であることは間違いありません。

広く門戸を開放して作品を書き続けてほしいと思います。

ストイックさを前面に出して、いい作品を世にだしてくれると信じています。

ノーベル賞だけの存在にはなってほしくないです、これからもその才能をさらに磨き、翻訳に新作づくりに邁進してください。

昔の作品を読み返して見ると、それだけ味わいが滲み出てくるのを感じます。