プロ野球の投手たちの役割と努力

山本昌投手のような偉大なピッチャー

日本では野球は国民的スポーツとして多くの人に親しまれています。
メジャーリーグと同様、日本のプロ野球は歴史も長く、身近なスポーツとして常に大勢のファンを獲得してきました。

そんな中で投手とは、野球をする上で非常に重要な役割を占めるポジションです。
試合中に何度もプレーが止まるのが野球の特徴ですが、彼らがボールを投げなければ次のプレーは始まりません。

重要であるからこそ、彼らの調子が勝敗に密接に結びついてくるのです。
プロにおいてもアマチュアにおいても、試合の結果に直結するポジションとされいています。

試合での勝利を求められるプロ野球では特に、その力量が重要視されます。
日本ではこれまでも多くの優秀な投手を輩出してきました。

戦前では沢村栄治、川上哲治といった偉大な人物の活躍は今でも語り継がれています。
戦後プロ野球はますますの盛り上がりを見せ、金田正一、村山実、江夏豊など、多くの名だたる名投手が誕生しました。

その存在は怪物、投げるボールは魔球などと呼ばれ、多くの打者を苦しめ、また観衆を大いに沸かせました。
戦後の野球の発展に大きく貢献したのです。

その後平成の時代に入り、日本で名を上げ、メジャーリーグに挑戦するということも増えてきました。
彼らの海外での活躍を心待ちにしているファンも大勢いることでしょう。

忘れてはならないのが元中日ドラゴンズの山本昌投手です。
50歳まで現役を続け、スローカーブ、スライダーでバッターを打ち取る山本昌投手のその姿に感動した人も多いのではないでしょうか。

プロフィール | 山本昌オフィシャルウェブサイト【公式ホームページ】

ピッチャーの役割は勝ち星を上げること

しかしそれでも、海外にしても日本にしてもその役割はどんな時も変わりはありません。
勝ち星をあげる、ということです。

自分に白星がつくということは、試合に勝利した、ということに相違ありませんが、チームが勝った場合でも、勝ち星がつかないことはあります。

例えばある試合で先発登板したとします。
相手の打者に打たれ、自分のチームが負けている状態で降板することになった場合、これはもともと勝ち星の権利を持たずにマウンドを降りたということになります。

その後チームが逆転し、試合そのものに勝利したとしても、勝ち星がつくのは継投した投手です。

逆に自分のチームが勝った状態で継投に入った時はどうでしょうか。
この場合、勝ち星の権利を持ったままマウンドを降りたことになります。

しかし後続が打たれ、同点にされた時点で先発の勝ち星の権利は消滅します。
その後最終的に味方が再び得点を取り試合に勝利した時は、相手より得点が上回った時点で登板していた投手に勝ち星がつくのです。

ただし、プロ野球では場面によって非常に細かい継投策を講じることがあり、チームの勝利に貢献したと判断されない場合があります。
その時は、後続を抑えた投手が勝ち星を得ることがあります。

5イニングを投げきらなければ勝ち星の権利を得られない

さらに責任イニングというシステムがあり、先発登板した場合に限り、5イニングを投げきらなければ自分のチームが得点で上回った状態でマウンドを降りても、勝ち星の権利を得られません。

怪我でのやむを得ない途中降板や危険球退場、監督判断での降板などがこれに該当します。
他にも細かい規定があり、さらに現在の球界の登板間隔や出場機会などを考えると、1勝するのはそう簡単なことではありません。

もちろんチームが勝利することを前提として登板するのですが、プロ野球に関してはやはり自分の勝ち星というものがとても重要になってきます。
生き残るのが難しいプロの世界において、その数字が個人の評価に繋がるからです。

年間10勝を越えることが目標としてよくあげられます。
「結果が全て」という言葉も決して言い過ぎではないでしょう。

そのために山本昌投手もそうですが、彼らはあらゆる努力をします。
これだけの人気スポーツになれば競技人口も多く、アマチュアの時点で非常にレベルが高いと言えます。

しかしプロに入り、打者のレベルも同じようにあがる中、長くプレーを続けるために様々な努力を強いられるのです。

山本昌投手も得意だったスライダーやフォークは比較的大きく変化する球種

ひとつは投球自体を磨くことでしょう。
直球の球速に加え、テレビ中継で見る1試合の中でも実に様々な変化球が投げられています。

現在プロで多く使われるスライダーやフォークは比較的大きく変化する球種です。
時には2種類のスライダーを持ち、別の曲がり方や変化の幅を変えることもあります。

他にもシュート、チェンジアップ、ツーシームなど、直球も含めてどのボールを軸に配給を組み立てるかは個人によって違います。
変化の大きな球種は三振をとりたい時などに使い、手元で小さく変化する球種は打ち損じをさせ、重殺を狙う時に使うなど、場面によっても投げ分けます。

プロ野球を観る時は球種とバッテリーの狙いに注目してみてください。
配球がわかれば、次に投げるボールがわかるようになるかも知れません。

そしてコントロールを磨くこともとても重要です。
プロの打者は甘い球を打ち損じる確率が非常に低いからです。

そのため自分の登板がない日でもほとんど毎日投げ込みやトレーニングをおこない、2軍で調整登板することもあります。
先発は基本的には5人ほどでローテーション登板をおこない、中継ぎ、抑えへと継投するスタイルが確立されています。

その中でエースやクローザーと呼ばれるまでになるには、とてつもない努力が必要なのです。
彼らが進化を続ける限り、野球自体も今後進化を続けていくでしょう。

村上春樹のストイックな一面

大人気作家の村上春樹

村上春樹と言えば、国際的に知名度が高いので毎年ノーベル賞の候補として騒がれる作家です。

アメリカ文学の翻訳者としても有名になりました。

レイモンド・チャンドラーのサスペンス、ハードボイルドの翻訳などの作品は素晴らしい翻訳といえます。

ある意味象徴するのが翻訳の分野かもしれません。

大衆文学としてスラム街の天使のように書いている作風は作品にも共通するものがあります。

村上春樹の翻訳は、自由度が高いのでその分小説としても、読み応えがあるので愛好家は多いといえます。

私も、チャンドラーの作品などは、ひとつの作品として好きな作家として読むことができました。

小説は、各国で翻訳され世に出されています。

新作の「騎士団長殺し」はすでに韓国語、中国語の翻訳本が発売されていることは周知の事実です。

すでに出版された作品は、世界中のどの国に行っても知られていますし、各国語に翻訳されています。

そんな村上春樹の英語習得方法は、かなりストイックなことで知られています。

英語を読めるようになるためには英語を読むしかない。

わからなくても最後まで読みとおすと言うこだわりが見られます。

世界を見据える村上春樹

ただひたすら、求道者のように読み込んで、それを文章にしていくというストイックな姿のあらわれです。

フルマラソンによく挑戦するのはそういったストイックさが高じたものといえるのではないでしょうか。

心地よさが売り物の作風の背景に彼なりのこだわりが感じられるのは、こういった自分を追い詰める求道者の一面がみられるからかもしれません。

引用:村上豊彦

そんな文体がたまらなく好きな世代も高齢化していきます。

バブル最盛期の当時を懐かしみながら、作品を読んでいるのが現在の姿です。

世界各国で好まれている文体が、理解できるのが限られた年代になりつつあるのがさびしいことです。

村上春樹の文体が、若かりし頃の若者を駆り立てた姿のまま、人々の心を打つ存在であることを願うのがファンの気持ちにちがいありません。

最近の作風には、進化が見られ未来を見据えていることがわかります。

昔を懐かしむのでなく独自の世界を極めようとしている姿があります。

これからも新作を出し続けてほしいと思っています。

彼にとって目が向いているのは世界であることは間違いありません。

広く門戸を開放して作品を書き続けてほしいと思います。

ストイックさを前面に出して、いい作品を世にだしてくれると信じています。

ノーベル賞だけの存在にはなってほしくないです、これからもその才能をさらに磨き、翻訳に新作づくりに邁進してください。

昔の作品を読み返して見ると、それだけ味わいが滲み出てくるのを感じます。